ブレーキングナイト2012年05月12日

US版 ペーパーバッグ表紙
ちょっと衝撃的でしたね。
著者は1980年生まれ。と言うことは長女より一つ若い。
NYに住む少女が親のドラッグ依存症の為に面倒を見てもらえず、胃がきりきり痛むような空腹感を味わって 毎日食べる事に必死になっている。
母親が父親の元を出て新しい男のAPに娘二人を連れて転がり込む。でも著者は学校にも行かなくなり、家も出てホームレスになる。食べ物のみならず、寝るところも毎日確保するのに躍起になる生活になっていく。15才の少女が、、一念発起して高校に行きついにはハーバードに進学していく話なのだが 
親と同様にドラッグ依存症にならなかったこと、学校はドロップアウトしてホームレスになってはいるけれど とことん自分を落とさなかったのは 依存症の親たちであっても、さんざん、迷惑をかけられた親であっても 親から愛されている親を愛しているという確信が自暴自棄にならずにすんだ要因だろうなあ。 当然どん底に落ちていっていい環境だったのに、、
 著者の生まれながらの強さもあったのだろう。
我が子達が普通に育っていた時期にNYで一人の少女が自分を見捨てずに生きていた。 

自分の境遇がどうであろうと、変わらないことがひとつある。すなわち、人生に意味を与えるのは自分自身だ
30年ほどしか生きていない著者の最後の行の言葉。
その2倍生きている私だが、意味を噛みしめて自分に言い聞かせたい言葉だ。

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