結婚式2016年02月23日

学生の頃の話

照国神社で結婚式をあげようと 明日、と言って別れた

冗談と思って受け止めた
次の日、私は行かなかった

気になって 聞いた
照国神社へ行って 待っていたらしい

心に残っている小さな出来事

今、聞いたら、覚えているかなあ、このはなし

小さい旅2016年02月23日

どこか、小さい旅をしたい と
西鹿児島駅から汽車に飛びのり
30分ほどのところで降りた

何にもないねえ。と 駅の近くを歩き回っているうちに
雨が降ってきた
駅舎に戻り
誰もいない小さい駅舎の待合室に
ずぶ濡れの二人
ただ、黙って
濡れた服を見ていた
びしょびしょの私のブラウス

二人だけの短い旅


人生ってこんなものなのだ

あっというまに終わった二人の短い旅

初めて部屋を訪ねた2016年02月23日

彼は大学から電車に乗って15分ほどの所に住んでいた

オケの先輩と、一緒の下宿
不便な所に住んでいるものだと思っていた
ほとんどの人は歩いて通える所に住んでいたのに

その前は、歩いて通える所にいたらしいけれど、それは
付き合う前の話

一度だけしか行った事がないように思う

玄関を入ると正面が彼の部屋だったように思う

足を切断して血が出ている男の人のポスターが目についた

何かのポスターを 自分で加筆してそんな姿の男にしたようだった

なぜ こんな絵を描いたのか聞かなかった

そそくさとお茶の準備をしてくれた

きれいに掃除されていたのだと、思う
でも わたしは 無神経に部屋の汚れを指摘したような
全然汚いとか 整頓されていないとか 全く思ってなかったのに
口をついて出た言葉
話題がなく 男の一人暮らしをただステレオタイプに部屋=不潔
と  そうなんだよね。 片付けきれないんだよね と言う言葉が返ってきて 軽い会話の続きを想像し 放った言葉、と思う

かえってきた言葉
一生懸命掃除したんだ

ごめん、悪かった、と思った

靴下がたくさん
引き出しを見せてくれたのか、たままた目に入ったのか

そして
死ぬまで彼の靴下入れには
靴下がたくさん
なぜか、靴下はたくさん