作家が旅したあの町 ― 2022年07月25日
作家が旅したあの町この町 京都・奈良・大阪・神戸
檀 太郎【編】
TBSブリタニカ(1998/10)
13人の作家が 短いエッセイをよせています。
こういうのをアンソロジーと言うのでしょうか?
最初の司馬遼太郎、彼の語り口は 独特の物があるように思います。
街道を行くシリーズをちょっとだけかじっただけなのですが、 すごい作家だとこの短いエッセイを読んだだけdも感じました。
以下
京都(京への「七口」合戦譚(司馬遼太郎)
京の桜・明から闇へ(渡辺淳一) ほか)
奈良(浄瑠璃寺の春(堀辰雄)
石舞台(大仏次郎) ほか)
大阪(天神祭で夏はゆく(田辺聖子)
北の新地(桂米朝) ほか)
神戸(春宵一刻価一万五千二百円(山口瞳)
晩秋の美味、高砂のアナゴ(檀一雄) ほか
瀬戸内寂聴さんが奈良のお水取りを書いてましたが、仏門に入って修行の様子とかも絡ませて書いていてくれて、これも面白かったです。
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