本 鴻上尚史 世間ってなんだ2023年01月07日

世間ってなんだ、 人間てなんだ 人生ってなんだ に続く 世間ってなんだ 上記2冊も面白かったが、これも実に面白かった。 ずっと思い込んでいたこと、そう思わされて生きてきたこと 等々 思い込みに縛られ過ぎて生きてきたのかも とおもった 私はいわゆる世間に距離を置いて生きてきたほうではあると、思っていたけど 長いものに巻かれろで、 親、特に母親や他の親戚 あるいは友人などに世間の約束事に縛られていると感じても そうだね、ーとあいまいにしてあえて反論もせず、 やってきた でも、この本を読んで こんな私であっても 世間という霧のような靄のような実態不明なものに 安住していたのかも、と思った。 80まで学び続け 人間として生まれて自分を探求し続けてきた(彼には仙人になろうという野望がないのがすばらしい) 立花隆さんのように  私ももうすぐ70になるのだけど のこされた生の中で 社会の中が居心地いいと知っていた若い頃からの自分が世間とどうかかわってきたのか どうかかわっていくのか 自分の最終目的地、、死では世間の中で死んでいくのは必至だから もっと世間を学んでいきたくなった。