悲しみとともにどういきるか2023年03月11日

世田谷 一家殺害事件の遺族である入江杏さん、主催のミシュカの森、という会で講演したり、寄稿した 6人の人の話です。 世田谷の事件はあまりに衝撃的で 記憶にありましたが 事件の被害者家族の思いについてはせることが 恥ずかしながらありませんでした。ころされた母親のお姉さんが入江杏さんです。殺された子供達と同じ年頃の子供達もいる杏さんの家族です。 子供が、ぼくたちはもう、クリスマスのお祝いはできないね、という言葉 そんな遺族達の心の文を読みながら涙が止まらなかった。 柳田邦男、若松英輔、両人は私の 心のよりどころになっている作家の人達ですが 彼らの講演も同じく泣けて仕方なかった。 私の心も喪失感 という大きな袋の中に日常があるみたいなものだから このような言葉、に心揺り動かされます。