映画 私の小さなお葬式2023年05月24日

人生終末、死を迎える話、 息子との関係、 近所の友人との関係、、 ロシアの田舎、貧しい田舎での人々の暮らし、 深刻に暗いタッチで描くだろう内容なのに クスッと笑う事ばかり おかしくて、面白くて ありえないでしょう、と、 面白い映画、 人にお勧めしたい映画、 好きです、この映画

SF映画 ムーンフォール2023年05月07日

原題も MOONFALL  「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」などのパニックアクション大作で知られるローランド・エメリッヒ監督が、月と地球の衝突という危機に立ち向かう人類の姿を描いたディザスタームービー。 と、映画com。の解説にありました。 2022年7月からアマゾンで配信されました。 ちょっと こんなの有り?と、思う所がいくつかありましたが、 そんなことはどでもいいのです、 細かい事にはこだわらず、 壮大な宇宙空間に繰り広げられる物語を楽しめばいいのです、 ドキドキしながら楽しみました。 主演のハル、ベリーは好きな女優さんです。 月が人工物だというのは 意外で面白かった。 AIが進化して 彼らより能力が低い人間に使われたくない、というAIが人間を絶滅させるというストーリーも 面白い。 評価が低いし、話題にもあまり登ってなかった(私が知らないだけかもしれないけれど) 楽しめた映画でした。

ひとりでは生きられない ある女医の95年2023年05月04日

たまたま知ったこの本。 養老静江著。 静江さんが養老孟子の母という事もこの本で知った。 、養老孟司が後書きしているのだけど 静江さんの人柄人生を読みおア割、後書きの文章 拍子抜け?というか いかにも養老孟子? 後書きのイメージを覆す面白さ、があった。 祖母が1900年うまれ、静江さんが18999年生まれ ほぼ祖母と同世代。 祖母も長生きして99歳で亡くなりました。 が残念な事に 祖母の人生をじかに聞いたことはなかったのです。どんな青春だったのか祖父とのなれそめは、なども 母が母の叔母、祖母の姉さんの話から 祖母が女学生の時どうだったのか 聞いてたから 母から 少しだけ祖母の話を聞いたぐらいで、 いつも思うのだけど 偉人伝記は読むけれど 自分の親、祖父母、その前、の人 知らない、それはすごく今、多くの人が向こうの世界へ行ってしまい、聞く術がない、 自分が年取ってきた今 残念。 93歳の母がまだ 昔の思い出を色々語ることができるので 今のうちに聞いておかねば、と思う。 書き出しから 彼女に惹きこまれました。 夫、養老が自分の生涯で一番大切な愛した人、彼との思い出は何よりも大切で、、、と 少女時代からの話がそのあと書かれているのだけど 祖母の時代の空気感、同じ時代を生きた祖母の女学校時代はこんな感じだったのだなあ、 と祖母からは話を聞けなかったけど 同時代の人からその頃の話を聞く感じで 読みながら祖母の時代を感じていたように思う。  自伝だからこそ、だろう。 しかも文章も女学生の日記風だったり、と普通の人の日記風だったという事もあるのだろう、ゴーストライターがいて うまい文章に仕立てたわけでもなく。  普通の主婦だった祖母とは違うのは 彼女は当時まだ少なかった女性の医師であったということ。 小児科医で子供に威圧感を与えないために 割烹着を着て  夜通し子供の回復を願って 付き添っていたり 今、医師も 病気を診るのでは病人を診るべきだ、という思いを持ってきた医師も少しずつ増えてきているようだけど 100年以上前にそんな気持ちで患者に接してきた姿は 尊敬する。 1世紀以上前だから できた事なのか 今病気になって医者にかかったとしたら わたしはぞっとするかもしれない 医者の対応に、  離婚し最愛の夫 養老氏と結ばれ 自分の人生の喜びを感ながら過ごした年数も5年でおわった。 結核で夫が死んでしまった 思うに ひとりでは生きられないの 言葉の意味 勿論多くの人に助けてもらって人生過ごしてきた という意味合いもあろうけど 死んでしまった夫だが 姿かたちはないのだけど 常に夫が自分の人生に寄り添ってくれていた と 彼女は感じていたように思う、 文章の端々で感じる。 だから 夫とともに生きてきた、 という意味あいがあるように思う。 どう思いますか、読んだ人の意見を聞きたいです。