ピーマン ― 2021年08月19日
お姑さんの日記 ― 2016年03月06日
夫のお母さん、 去年13回忌を済ませました。
夫も、勿論一緒に。
お姑さんは明るく 責任感が強く 良くできた人でした。
お姑さんの日記を 夫の実家から持ってきていた。
退職後は夫と写真や本などを整理しながら一緒に読もうと、思っていた。
今日、一人で読んだ。
5行ほどの短い、3年日記。 出来事を綴っていて 感情的な事はあまり書いていない。
呆け始めているのではないかと いうおそれの文章が晩年にはみられて 徐々に空欄が増えていった。
離婚して帰ってきた娘(義姉)の心配
年金での生活のお金の不安
夫の弟の娘を下宿させた時の心配
それぐらいが思いを書いた事で
あとはその日何をしたかと記録が主な日記で
時々のニュースからだったり、新聞の切り抜きだったり
そんな時の情勢もわかるような書き込みもあった。20年以上は書いていたみたい
日記なんて3日坊主の私は いつも感心していた
泊まりに行った時寝る間に 机に向かって書いている光景を目にした
私や私たちの記述もあった。
お小遣いをもらって、感謝とか、ごちそうしてもらって感謝とか
そんな風に 感謝の言葉をいっぱい書いてもらっていた。
お姑さんの心配事を聞いてあげればよかった。
今、思うことであって 当時は子育てや自分の事で忙しかったから
振り向く余裕がなかった でも 申し訳ないと、今思う。
お姑さんの写真に向かって、ごめんね、と言う、 やさしい目で
あなたには良くしてもらって、ありがとう、 って声が聞こえてきそうだ。
そんな人だった、
夫といっしょにお母さんの日記を読み 自分たちの時代を振り返りたかった
夫も、勿論一緒に。
お姑さんは明るく 責任感が強く 良くできた人でした。
お姑さんの日記を 夫の実家から持ってきていた。
退職後は夫と写真や本などを整理しながら一緒に読もうと、思っていた。
今日、一人で読んだ。
5行ほどの短い、3年日記。 出来事を綴っていて 感情的な事はあまり書いていない。
呆け始めているのではないかと いうおそれの文章が晩年にはみられて 徐々に空欄が増えていった。
離婚して帰ってきた娘(義姉)の心配
年金での生活のお金の不安
夫の弟の娘を下宿させた時の心配
それぐらいが思いを書いた事で
あとはその日何をしたかと記録が主な日記で
時々のニュースからだったり、新聞の切り抜きだったり
そんな時の情勢もわかるような書き込みもあった。20年以上は書いていたみたい
日記なんて3日坊主の私は いつも感心していた
泊まりに行った時寝る間に 机に向かって書いている光景を目にした
私や私たちの記述もあった。
お小遣いをもらって、感謝とか、ごちそうしてもらって感謝とか
そんな風に 感謝の言葉をいっぱい書いてもらっていた。
お姑さんの心配事を聞いてあげればよかった。
今、思うことであって 当時は子育てや自分の事で忙しかったから
振り向く余裕がなかった でも 申し訳ないと、今思う。
お姑さんの写真に向かって、ごめんね、と言う、 やさしい目で
あなたには良くしてもらって、ありがとう、 って声が聞こえてきそうだ。
そんな人だった、
夫といっしょにお母さんの日記を読み 自分たちの時代を振り返りたかった
夫 ― 2016年02月20日
夫とは
19歳からの付き合い。
私の人生のほとんどを占めていた人
44年もの長い日々を一緒に歩いてきた。
結婚してから42年
子供も3人生まれて、成長して そして独立した
5人家族
5人家族の形態も10年ほど前に終わり
夫婦二人の生活になった
子供の進学、就職、結婚
すべてが順調にいったわけではないが
それが 人生、仕方ない
親を看取り 一人暮らしの姉を看取り
孫が生まれ
退職を間際に
突然、さよならも言わずになくなった夫
今から老後というあらたな生活に入るはずだった
今までの慌ただしい日々と違う生活
二人の間にあった未解決の夫婦の問題を
今からゆっくり解きほぐし
ゆったりとした時間を
共に歩くはずだった
夫は8月26日
突然の病気でなくなった
あれから半年、
まだ 私は心の中が乱れたきり
時間が止まり
死んで会えるものなら
会いたいと願っている
19歳からの付き合い。
私の人生のほとんどを占めていた人
44年もの長い日々を一緒に歩いてきた。
結婚してから42年
子供も3人生まれて、成長して そして独立した
5人家族
5人家族の形態も10年ほど前に終わり
夫婦二人の生活になった
子供の進学、就職、結婚
すべてが順調にいったわけではないが
それが 人生、仕方ない
親を看取り 一人暮らしの姉を看取り
孫が生まれ
退職を間際に
突然、さよならも言わずになくなった夫
今から老後というあらたな生活に入るはずだった
今までの慌ただしい日々と違う生活
二人の間にあった未解決の夫婦の問題を
今からゆっくり解きほぐし
ゆったりとした時間を
共に歩くはずだった
夫は8月26日
突然の病気でなくなった
あれから半年、
まだ 私は心の中が乱れたきり
時間が止まり
死んで会えるものなら
会いたいと願っている
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